もくじ
はじめに

こんにちは、ICHI(イチ)です。
実はこの夏1か月だけ「一人暮らし」を体験してきました。
恥ずかしながら、いままで私は一人暮らしというものを経験したことがありません。
実家は居心地がいい。
ただその居心地の良さに「不安」を抱くことも。
この先、自分も含め家族や友人がいついなくなってしまうとも限らない。
そんな時、自分はいきなり外へ放り出され、一人で生きていくことができるのだろうか?
学生の時に経験する初めての一人暮らしの不安と、
成人してまあまあいい歳してから経験する初めての一人暮らしの不安は違うと思います。
その一つが「心身の健康」

自分の体を自分でちゃんと健康に保つことができるのか?
自己肯定を保ちつつ人間らしい日々の生活を営むことができるのか?
いつ何時、何が起こるかわからない世の中になったからこそ
いざという時焦らないように経験しておかねばと感じた「一人暮らし」
いやさっさと実家から出ろよと言われるかもしれないが言い訳させてほしい。
人には人の数だけ、事情がある……!!
とにかく、一人暮らしがどういったものなのか経験するために、1ケ月部屋を借りることを決断したのでした。
時期は猛暑続く8月
なぜ8月なのかというと、実家の作業部屋のエアコンが使えなくなったから。
エアコンの音が煩くて作業も夜寝ることもできないこの夏、いっそエアコンもついている静かな部屋を借りたほうがよくないかい?
予算的にも借りることができる期間は1ケ月が限度だなと思い、一番暑い8月にしました。
というわけで、ここからは私が部屋を借りて退去するまでの手順や感じたことについて
【初めての一人暮らしマンスリーの部屋ってどんなの?体験レポ】
として正直に書きつづっていこうと思います。
初体験なことがめちゃくちゃあって、かなり長くなると思いますのでまずは
入居から退去までの手順を今回は書いていこうと思います。
(のちほど次の記事で実際の体験をまとめます)
- これから「マンスリー・ウィークリー」を借りてみたいと思っている方
- いきなり一人暮らしが不安だから少しだけ試してみたい方
- 引っ越し先をさがしているんだけど、土地のこともう少し調べたいので仮暮らしを検討している方
そんな皆さんの参考になりましたら幸いです!
あくまでも自分がお世話になった管理会社と選んだお部屋の話になります。一部には私個人のライフスタイルと、感想も含まれています。
全てのマンスリー・ウィークリーマンション管理会社、お部屋に当てはまる話ではありませんので、ご注意ください。
参考程度に!
事前準備編
マンスリー・ウィークリー物件を扱うサイトから、自分の条件に合う物件を探します。
家具付き物件が多いですが、最近建てられた物件は家具が搬入されていない状態の写真が掲載されている場合もあります。(契約後搬入など)
その場合は実際にどんな家具家電が備え付けられているのか詳細ページか問い合わせ等から確認しておきましょう。
自分の場合の部屋探し条件
- 適度に実家に近いこと
- 歩いていける距離にスーパーなど食糧確保できる店があること
- エアコンがついていること(必須)
- ガスコンロが使えるところ(自炊するため・IHは使ったことがないので心配)
- 最低限バス停が近いこと(交通手段が徒歩しかないため)

契約の手順
マンスリー・ウィークリー物件はほぼメールのみで完結します。

が、緊急時の連絡先がちゃんと繋がるかどうかだけ電話で確認されました。
お見積り
目星のお部屋を決めたら借りたい期間が空室かどうか、トータル料金はいくらか「お見積り」をしてもらいます。
サイトに「お見積りボタン」があると思います。
LINEでお気軽にって所もあると思いますが、個人的に嫌なので「メール」一択です。
この時に気になることや質問があったら付け加えておきます。
聞いておきたいこと
- インターネット関係(Wi-Fiルーターのレンタル等も)
- 備品の気になる点
- N〇K受信料の契約など
- 料金の支払方法(銀行振り込みかクレジットカードは使えるのかどうか
- サイトの情報だけでは確認できなかった点など
返事が来て内容を確認し、部屋を決める場合はメールの指示に沿って「登録フォーム」へ進みます。
ちょっとちがうな~って場合は引き続き別の物件を探してもらうこともできますし、見送ることもできます。
お見積りはお気軽にしても大丈夫そうです。
契約作業
フォームへの登録などが済むと、契約書類が送られてきます。
郵送の場合もありますが、今回は「メール」から。
契約書がPDF等メールで送られてくるので、よーく読んでから「電子契約書」で契約します。(ネット上でサインし、契約が完了します)
この「電子契約」のやり方(ハンコの押し方)は事前に調べておくと失敗しなくてよいですよ!
私は一回失敗してもう一回契約書送ってもらいました…💦
今回はこちらを利用
自分の判子を画像として取り込むこともできますし、テキストで名前を入力して判子状に変換してくれて押すこともできます。(お好みで)
次回も使いそうな人は会員登録してもいいですし、会員登録しなくても電子サインすることはできます。
緊急時の連絡先確認
契約書を送った後に緊急時の連絡先の確認をされます。
緊急時の連絡先へ指定している方へは、電話がかかってくることを事前に伝えておきましょう!
今回は本人にちゃんと繋がるか自動音声の電話がかかってきました。
出てもらい質問に答えてもらったら無事に完了です。
(ちょっとドキドキしました)
私の場合はここで審査完了となり、料金の振込作業へと移りました。
料金の前払い
今回は「銀行振込」で振り込みました。
まとまった額を振り込むので、こちらも事前に自分の使っている銀行の振り込み限度額などをチェックしておきましょう。
クレジットカード払いが可能な所もあったりするので、こちらもお見積りの時に確認しておくと安心です。
基本キャンセルしても返金されません。

相手が振り込みの確認を終えると、入居案内のメール(PDF)が送られてきます。
案内に書かれている日付と入居時間になったら直接借りた物件へ入居すればOKです。
鍵の受け渡し方法も書かれています。
家賃と初期費用
今回およそ1ケ月の期間1Rのお部屋を借りました。
割引期間もあったため家賃はおよそ15万円(水道光熱費込み)(+振り込み手数料)
ここから自分次第ですが1か月分の食費・消耗品費が追加されます。
追加の費用と予期せぬ費用
水道光熱費などは料金内に含まれていますが、それ以外にもまあまあ出費します。
- ネット環境がなかったため、Wi-Fiルーターのレンタル料金
- Wi-Fiルーターの受け取り料金(着払い)と返却用の段ボールと宅配料金(発払い)
- 足りない備品・消耗品の追加
- エアコンのコントローラーとガスコンロの電池が切れていたので乾電池料金
消耗品系は前の人の使いかけ?なのか残り少ないラップやキッチンペーパーなどが置いてありました。
電池の件もそうですが、このあたりは入居後すぐチェックしておいたほうがよさそうです。
ホテルのようにアメニティ(歯ブラシや割りばし等)も置いてあったのですが、お玉や調理器具の一部はおそらくずっと備え付けられているものっぽかったのでかなり年季の入ったものも…。
うん、気にする人は気にするし、しない人はしないレベルです。
箸やスプーン等のカトラリー系は100円ショップで揃えさせていただきました。

※物件によります。
入居編
入居方法
案内のメールに書かれている通りにすればOKです。
わからない所があったら管理会社さんに聞きましょう!
大抵は鍵を指定方法で受け取り、開錠、ブレーカーをあげて、部屋の中をチェックです。
私の場合は「入居したらブレーカーはご自身で上げてください」とあったのですが、すでに上がっていました。
おそらく24時間換気の部屋だったため(?)
ここでちょっと確認しておいて欲しいのですが、入ったらとりあえずブレーカーに手が届くかチェックしておいてください。
最後ブレーカーを落として退去するのですが「手が届かない…!!?」と焦ることになりますので、念のため。
私はギリギリでした。危なかった。

それとも皆手は届くもんなのか…?初めてだからわかんねえ…!
ブレーカーを上げたらチェックすること
防犯
- 玄関と窓の鍵の締め方、チェーンなどを確認
- 覗き穴があるかどうか
(玄関と居間に仕切りがない場合はマスキングテープなどで塞いでおきます)
室内のチェック
- 備え付けの家具(備品の確認はスマホで写真を撮っておくと楽です)
- 冷蔵庫の電源を入れる(冷蔵室の中に温度調整できるスイッチがあると思います)
- 夏場なのでエアコンの電源を入れる
- バス・トイレ・キッチン等の備品のチャック(捨てていいのか残しておくのかも確認)
- 大きな傷や破損しているものがないか確認(酷い破損があった場合は写真を撮ったり、明らかに使えなくなっている備品は運営会社に連絡する)
- 布団のチェック
- ガスコンロがある場合は火がつくかチェック
- ごみ捨てのルールチェック(厳しい地域もあります)
HPの情報と実際の部屋の違い
ほぼ写真と実際の家具は一緒だったけど、家具や家電を見ると結構古めだった。
ガスコンロが新しくなっていた。(ありがとう)
同じ条件で半年ほど前にも見積をしてもらっていたけれど、最近の見積で値上げされていた。

家電の使い方
実家で使っているものとは違う家電が結構あったので、備え付けられている取扱説明書を熟読しました。
備え付けられていない場合、使い方がわからないものはネットで型番を検索すると出てきますよ!
持って行かなくて良かったもの

いるだろうなと思って持っていったら備え付けてあったもの等。
今回がそうだった可能性もあるので、本当は持って行ったほうが安心。
- 地域のゴミ袋・透明のゴミ袋(コンビニなどで現地調達できる)
- 延長コード(電源タップ)
- 洗濯ばさみ
- 歯ブラシ(備え付けあったけど持ってきた物を使った)
めっちゃ使う!持ってきて良かったもの・買い足したもの

- マスキングテープ(袋菓子の袋を止めたり、ゴミ袋を止めたり何かと使う)
- お箸・スプーン(割りばしやプラスプーンが2本備えてあったけれど、今後自炊するならカトラリー系必須だった)
- 石鹸(備え付けのシャンプーや手洗い石鹸が肌に合わなかったので普段使う物を購入)
- 布巾と鍋敷き(皿洗い後の利便性アップと物を置いた時の音を軽減できる)
- 保冷剤(真夏の買い出しに必須)
- タオル(枕に敷いたり、皿拭きに使う用など何かと使う)
- 雑巾(掃除に何かと使う。100均の3枚セットが使い分けできてお得)
- 紙袋(生ごみやちょっとしたゴミ箱、中身を見られずにゴミ出し等結構使う)
- 100円ショップの紙製コーヒードリッパー(コーヒーの粉は買ったがちゃんとしたドリッパーを買うほどでもないなという時めっちゃ重宝した。すごく便利!)
退去編
前日にやっておくこと(退去日午前中に出るため)
軽く掃除をする
クリーニング業者が入るため、あまり神経質いならなくてもよさげ。
備品の確認
備品のシャンプーボトルなど使い切っていても残しておかないといけない場合があります
忘れ物がないかしっかり確認
大量にゴミや不用品を置いていくと、処分費用を請求されます。
ドアの覗き穴に目隠ししている場合は取り忘れに注意です。
Wi-Fiルーターの返却準備(梱包材や送り状の準備)
荷物になるので退去前日に送っても大丈夫です(ネットはスマホだけで見るなどする場合)
帰りの交通機関の時間チェック(タクシーの場合は事前予約)

荷物が多くなりそうだったので、事前に実家へ送る
食べきれなかった米や食材、その場では捨てられない消耗品など意外と帰りのほうが荷物が多くなってる場合もあります。スーツケースに入りきらない場合は前日に送ってしまうのも手です。
退去時にやること
ブレーカーを落とす
地域によっては落としちゃダメな場合もあるので書面をチェック
戸締りして、鍵を所定位置へ戻す
ゴミがある場合は指定のゴミステーションへ出す
Wi-Fiルーターの返却
コンビニ発送してきました
退去報告をメールでしておく
今回特に送れともなんとも書いてなかったのですが念のためメールで報告しておきました
その後
無事に退去してから数日。
光熱費など使いすぎたり備品の破損などがあった場合は別途料金が請求されるらしいので、もう少し待ってみます。
特に請求されなかった場合は
「エアコンの使い過ぎでびくびくしてたけど大丈夫だった…!」
ということですね!

というわけで、マンスリー・ウィークリーのお部屋を借りて、住んで、退去までの手順は以上となります。
何かしらの参考になりましたら幸いです。
次の記事では実際に住んでみた体験レポになります、ぜひまた見に来てやってくださいね。
最後までありがとうございました!