確定申告の時期がやってきましたね。
帳簿付けをサボりすぎていたため、毎年この時期にまとめてやっている身としては、人様に何か伝える立場でないと思いますが…それでも
個人事業主として8年目を迎えている、この事実…。
収益としてはまだまだ駆け出しレベルなのでお伝えできる情報は少なくて申し訳ないです。
ただ確定申告に関しては覚えざる得なかった事なので「過去の自分へ」という体で伝えたいことを残しておきたいと思います。
前書き(飛ばしてもOK)
自分は当時漫画家として活動していたので、収益の殆どは「原稿料」でした。商業誌の場合自分から「請求書」を作って出版社に送る、なんてことはしたことありません。
出版社が作った「この原稿料で」という契約書などを交わし、担当さんとのやりとりはほぼ「漫画作品」に関すること。
たぶん、年末になったら確定申告に関して尋ねれば教えてもらえたのかもしれませんが、自分にはそういう知識もなかったので(汗)教えてもらうということをしませんでした。
専門学生時代に漫画講師の方に確定申告について訪ねてみたものの、あまり明確な話が聞けず結局自分で調べることになりました。(なんでだ…)
完全に独学。
デザイン系の学校ならば独立後の税金関係の授業もあって欲しかったなあ…と今になって思います…。(涙)
漫画家デビュー後、所得が赤字であっても「事業」としてやっていくお知らせはしといた方が良い、ということで「開業届」を出しました。
というのも、漫画で賞金を頂いた時その金額が「事業所得」ではなく「雑所得」として計算されてしまうので、後々大変面倒なことになったからです。
※本当は一時的な所得として申告することもできたらしいのですが、確定申告会場にいたおばちゃんの指示に従っていたらこうなりました。(人任せあかん)これに関しては他にもミスがあり、初めての確定申告は大変苦いものになりました。
当時の立場はまだ親に扶養されている身で、しかも親の職場がどうもややこしい。特に「健康保険」これに関しても一時的な子供の収入がひっかかり……と長くなりそうなので割愛しますがとにかく面倒くさいことになりました。
「あの頃の自分へ」
クリエイター向けの税金本とやさしい会計本をとにかく買うんだ!
税務署は書類を提出するだけの場所だ…!!教えてもらえると思うな!(あくまでも個人の意見です)
一番は現役のクリエイターさんで自分で帳簿や申告をしている方に教わるのがベストですが、そんな都合よく周りに人がいないぜってか友達すらいないぜ!て方はとにかく情報収集です。
収入が増えてから考えようって思ってたイチさん!
開業届け出した時点で何言ってんだおま!
当時も探せばきっとあったと思う「個人事業主向けの税金本」たとえクリエイター向けでなくても、勉強はすごく大事だと痛感しました。
参考にした本
↑帳簿付けの参考にしました。本屋で1番とっつきやすかったので。
↑家族共有本。大河内さんのYou Tube今も見てます。税金関係のお知らせや内容をわかりやすく説明してくれててサクッと見れて良いです。家族と一緒に見るのもオススメです。
↑昔から家の本棚にあった本。母が購入してたのかな?
↑こちらも家族共有本。その他の本と照らし合わせたり補完したり。令和版が出ていたので改めてリンクしておきたいと。
↑最近購入した本。実際当時の漫画家やってた自分が見てもピンと来なかったと思う。今みて、なるほどーと思うことが多々ありました。商用作品だけでなく「自分の作品」を作ってフリーランスでやっていこうって思った時に読むことをおすすめします。
税務署に教えてもらう?
税務署への相談対応は地域差がめちゃくちゃあるらしいので一概には言えませんが……
帳簿付けや紹介される税理士が「今どき」かというと…私の場合は
でした。
※あくまでも私個人の印象です。
そもそもおすすめされた帳簿ソフトが聞いたこと無い名前で絶望しました。
(そのソフトの使い方しか教えられないという…)
とりあえずみんなが使ってる会計ソフトを使おう
現在私はやよいの青色申告を使用して帳簿と申告書を作っています。
とにかく多くの人が使っているソフトを使うのがベストです。
使い方もネットや書店ではたくさん出ているので「迷う」時間が減ります。
って思うのも解ります。現実会計ソフトを買うのもかなり痛い時期でした。
しかし…っ「手間や心配事」を減らすためにお金は使うべきだと2020年のイチさんが言ってます。
ひよこのイチさんよ、早く楽になりなさい。
無料のソフトやエクセルでなんとかしようとして挫折して結局会計ソフト買うことが決定したでしょうっ
それで結構時間無駄にしたでしょっ
- ↑実際に使っているのはパッケージ版です。「やよい会計」と「やよい青色申告」がありますが、青色申告の方でもでも帳簿は付けられます)
- オンラインはMacにも対応しています。
やよいIDで利用できる無料で使える「クラウド請求管理サービス Misoca」がめちゃくちゃ簡単便利です。請求書だけでなく見積書・領収書も作れます。特に消費税の計算を勝手にしてくれるので楽です。
他にも有名なのが
↑家計簿アプリも出てます
など
簿記や経理をやったことがない人はクラウド会計が操作や用語解説もあっておすすめです。
ちなみに知り合いの絵本作家さんは「マネーフォワード」を一押ししてました。
やっぱり操作が簡単でやりやすいとのこと。
また、最近はココナラでクラウド会計に強い税理士さんに相談もできるので、地元の税理士さんに相談するよりは断然早いです。
いちいち外出しなくてすみます。
とにかく迷ったら有名な会計ソフトを使うんだ…!
迷うのがお好きなイチさんや。そこはどうでもいい。
むしろその時間がもったいなかった。
ぶっちゃけ会計知識がない状態でソフトの使い心地とか、どれを使ってもあまり大差ないです。
むしろ駆け出しの頃は取引も少ないと思うので、入力作業が少ないうちに、会計ソフトを試したり、勉強したほうが楽です。
始めは直感で選んで、無料使用期間内に合わないなと思ったら変更したらいいと思います。今の時代それがとてもしやすい環境なので、とにかく迷ってる時間と調べる時間を減らして、創作活動に使いましょう…!
使っていくうちに知識はついてきますが、
どうしてもわからない所は「サポート」や「ココナラ」でもいいと思いますので、ちゃんとした税理士さんに相談しましょう。
というわけで、過去の自分に言いたかった確定申告のことでした。