早速ですがココナラにイラストサービスを出品しております!
(現在は停止中です↑)
今回はサービスを出品して、初受注から2ヶ月ほどお仕事をさせていただいたので、それまでの経験と思ったことを書いていこうと思います。
受注件数は13件(10月末)と仕事量としては少なくて恐縮ですが、それでも勉強になったことがあったので備忘録として残しておきたいと思います。
これから出品してみたいという方の参考になれば幸いです!
もくじ
読んで欲しい人
- これからココナラにサービスを出品してみたい
- 駆け出しイラストレーターだけど、まだ実績がない
- 新しいサービスを考えたので試してみたい
- コンペ形式が苦手だ、胃が痛い
これを読むと起こる良いこと
ココナラへの出品のハードルがぐっと下がる
今回は私の体験談なので、
「サービス出品者」のことを「イラストレーター」
「サービス購入者」のことを「依頼主」と置き換えて書かせていただきます。
「サービス」は主にイラスト制作のことを指しています。
ココナラとは
自分の技術や知識、経験を気軽に売り買いできるスキルマーケットです。
カテゴリも豊富で「イラスト」カテゴリもかなり多くの方が出品しています。
自分のサービスが購入されるまでの流れ
2019年2月初め頃に登録「とりあえずアイコン制作3000円のサービスを出品」
8月まで反応なし(7ヶ月放置)
(途中で他のサービスを出品するもこれも反応なし、諦めている)
ふと思い立って、サービスの内容を編集・サンプルも一新する。
9月初めに初めてサービスが購入される(レギュラーランクになる)
10月末までに13件サービスが購入される
11月からシルバーランクになる
描かせていただいたイラストの種類
- 主にSNS用キャラクターアイコン
- ブログ用のヘッダーキャラクター・解説キャラクター表情差分
- You Tube用キャラクター
駆け出しイラストレーターさんにおすすめしたい理由
一通りの「営業から納品・フィードバックをもらう」までのやり取りを経験できるから。
そもそも私は、自分で営業しなくてはいけない「フリーのイラストレーター」としての経験値は殆どありません。
今まで描かせていただいたイラスト案件のほとんどが「知り合い」「紹介」「商業誌からのつながり」から頂いていたので、自営業として経験しなければいけない項目をめっちゃめちゃほったらかしていました。
その中でも
- 営業(超絶に苦手)
- 自分のスキルのアピール(自信がない)
- ポートフォリオ(イラスト自体が少ない・載せられないものが多い)
- 人と打ち合わせ(苦手)
- 俺を使ってくれと自ら飛び込む勇気(ない)
- 値段交渉(出来た試しがない・未払いもあったけど請求できなかった…)
これは、やばい…さすがにヤバい。
危機感を抱いた私がとりあえずココナラに登録した末、まさかのそこでの経験が私に自信を付けさせてくれました。
特に、お仕事を受注してもらって納品までの一連の流れが経験できたのは、私にとって、良い勉強でした。
私のような方がいるかわかりませんが、(いましたらお互い頑張っていきましょう…っ)これからイラストレーターとして頑張っていきたい、と思っている方は「ココナラ」の中で自分のスキルを出品してみると、今後の活動に役に立つ良い経験ができるんじゃないかなと思います。
サービスを1件購入してもらうまでにしたこと
経験しようにも、まずはサービスを購入してもらわないと始まりません。
私は初め右も左もわからず、とりあえず「SNSのアイコンを描きます」というサービスを3000円で出品していました。一応サンプルも今あるイラストを値段相応かなと思うものを選んで貼っていました。
まあ、お気に入り登録はされるのですが、実際に購入はされませんでした。
さすがにずっと放置しておくのもあれなので(と言いつつ7ヶ月放置してました)ネットやYou Tubeから情報を仕入れて、サービス内容を下記のように編集してみました。
タイトルに「シンプル」「デフォルメ」を入れた。
値段を設定できる最低価格にした。(2019年10月現在アイコン:1000円、イラスト:2000円が最低価格です)
値段に合わせて描くイラストを「シンプルで早く描ける」ものに変更。
サンプルも合わせて書き直し、色や顔の向きなどのイメージサンプルを詳しく複数作成。
サービス内容の文章は売れている作家さんの文章を参考に書き直した。
8月上旬に編集をして9月初めに初めてサービスが購入されました!
その後、その1件目を皮切りに定期的に購入、見積り依頼が来るようになりました。
出店中のサービスを編集したので「新着欄」には載っていないはずです。ということは依頼主さんは「サービス検索」でたどり着いてくれたんだと思います。
そしてこの「1件」仕事をしたという事実が、次から依頼主さん達にとって依頼をするかどうかの目安にもなっているんだろうと思います。
依頼主さんとのやり取りでわかったこと
お客様はほとんど「一般の良い方々」
普通にメッセージを送ってくれて、質問をしたり、やり取りをしてくれます。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、TwitterやSNSのコメントばかり見てる生活をしていると、色々と認知が歪んできてました。
「こんなスキルで叩かれたらどうしよう…」
「もっと無茶ぶりとかされたらどうしよう…」
出品する前からもんもんと不安に思ってました。
しかし考えてみれば、サンプルを見てわざわざメッセージを送ってくださる時点で、自分の絵に興味をいだいてくれていることです。
(ぶっちゃけ気に入らない人にコンタクトするほど普通の人は暇じゃない)
その時点で皆さんかなり好意的でした。
中にはやり取りに少し戸惑った方もいましたが、最後は納品したイラストをとても喜んでいただけたので、テキストチャット自体が不慣れなだけだったんだなと。(思うことにしてます)
まだまだ経験値は少ないので断定するのもどうかなと思いますが、個人的には利用してくれる皆さん普通に良い人でした。中にはこちらのスケジュールに合わせてくれる方もいらっしゃったので、とにかく有り難かったです。
「初めてココナラを利用します」というかたも数人いらっしゃいました。
私も出品者としては初心者の部類なので、お互い「どきどき」だったと思うと自分もできるだけわかりやすく、丁寧に対応しようと言う気持ちになりました。
とにかく、これからココナラを利用しようと思われている方は「怖くない」ので是非一度利用してみてください。
メッセージがきましたら、できるだけ丁寧に、詳しく自分のサービス、希望を説明してみてください。
丁寧すぎて怒られることはまずありません…!
ウザかったかもしれませんが怒られてはいません。
だ、大丈夫っ
ココナラというシステムで気になっていること
まだシステムやルールを把握できていないのですが「不満」というか「なんだかなぁ」と思うこともあります。
自分のプロフィールに「サイトやブログ、SNSのアドレスを書いてはいけない」
それってなんだかなぁと思うわけです。せっかく絵を気に入っていただけてリピーターになってくれそうなお客様を見つけても、ずっと「ココナラ」でやり取りをし続けないといけないわけで。
イラストレーターにとっては不利益な話かなと思いました。
もしココナラのサービスが無くなってしまった時、築いてきた繋がりという財産は一瞬できえてしまうんですから…。
手数料が痛い
文字通りですね。ずっと続けるにはこの手数料が結構かかるなあと。
ココナラでは販売価格に手数料(システム・決算サービス使用料)の25%を引かれて自分の「手取り」になります。
その手数料に消費税が更に上乗せされるので2019年10月現在は 27.5% 引かれることになります。
システム・決算サービス手数料 25%×1.1=27.5%
(※販売総額によって手数料率が変わります。公式サイトにてご確認を!)
ぐううう………っっ
しかしっこの手数料を払うことで、苦手な「集客、決算方法、面倒な事務作業、スケジュールのお知らせ、などなど」が簡略化されるので、高いと見るか、妥当だと見るかはその人次第になると思います。
私はイラストレーターとしての経験値を稼がせてもらっているという点でしばらくはココナラさんでお世話になろうかなと思います。
今後は
今年一杯はサービスの改善などをしつつ、続けたいと思っています。
今はアイコンイラストばかり描かせていただいてますが、もっと色々な目的で使われるイラストも描きたいなぁと。
今なら動画に使われるイラストかな?
しかし、今のところはあくまでも本業とは別の「色々やってみる」感覚で気軽に活動していきたいと思います。
さいごに
- ココナラは初心者さん、駆け出しイラストレーターにとっては実績作り、経験値稼ぎに最適
- 依頼主さんはほぼ良い人。怖がる必要はなかった。
- わかり易く丁寧に説明するとやりとりもスムーズ。
- 生活費を稼ごうと思うと手数料が痛いので、サービスの単価を上げるか、内容を見直すしかない。
- ココナラのキャッチコピーのとおり、気軽にサービスを出品して色々と試してみるのもあり。
最後までありがとうございました!