私の中にある「好きなことで食べていく」という考え方。
根本にあるのは学生時代に「k.m.p.」さんの本を読んだ時の気持ち。
「k.m.p.のぐるぐるな毎日」
「k.m.p.の金もーけプロジェクト」
「2人で、おうちで、しごとです。」
を何度も読んで
「ベトナムぐるぐる」
「チェンマイアパート日記。」
「旅のコーフン」などなど…
もう書籍は手元にはないけども、たまに図書館で読んだり、
最近は電子書籍で「イラスト旅ノート」を購入したり。
(↑最近の創作活動にドンピシャだった)
旅行記や創作について、働き方について、とにかく今はいろいろなジャンルのコミックエッセイを出されていて。
今もお二人のような働き方、作る楽しみ、売る楽しみのイメージがずっと心に残っています。
今日はこちらの本を読んでいて改めて自分の仕事について考えてみました。
冒頭でつぶやいた通り、k.m.p.さんのライフスタイルが私の理想モデルだな~と。
なんの職業ですか?と聞かれて一瞬「なんだっけ?」となるk.m.pのお二人。
イラストも描く、デザインもする、1から本を作る、エッセイも描く、グッズもつくる、旅もする…確かに何ていう職業なんだろう?
でも本の中でも書かれてた通りで、なければ作れば良い。
今は新しい職業を作る時代、とかなんとか。
それを聞いて、私も少し勇気や自信が湧いてきました。
はじめは漫画家として初めて「職」について、そこからイラストを描いたり、ブログを描いたり、豆本を作って売ったり、紙もののデザインをしたり。
コミックエッセイも憧れてて、お仕事として描かせていただいたのは
「素手でカレーを作る」企画と「地元のカレー屋さんレポ」の2点だけでしたが、とても良い経験でした。
なぜか当時のカレー特集誌に「カレーを持つ手の線画」「皿の写真資料」を提供するということもやってました。
そこは漫画家の仕事ではない気が…まあいっか。
今は「漫画家」と言うには私はもう商業漫画から離れすぎてて名乗れませんが(名乗ってもいいのか??名乗りづらい)
言うて
描きたくなったら漫画も描く、
ストックイラストも描く、
グッズ用イラストも描く、
デザインもする、
ゲーム素材も作る、
ゲーム実況も録る、ラジオもやる、
本やグッズも作る、
ブログも書く、
誰かに聞かれたことを調べてまとめて、教えることもする。
自分が楽しいと感じることなら
きっと他にも色々すると思う。
それらが頼まれごとなら、相手も喜んでもらえるし
さらに充実感を感じることができると思う。
自分だけが「楽しいこと」は、
それはただの「快楽」であって、
もっといろいろな意味を持つ「楽しいこと」になって初めて
お仕事につながるんだなあと思う。
って勝手に解釈しちゃったけども。
私のお仕事は今のところ絵を描きつつ
誰かのお手伝いをしたり、
面白そうなことに手を出しては引っ込めてまた手をだすような、
好奇心ちらつかせるインドア派の名もなき職業です。
と、言いたい。
あ、イラストレーターです。はい。( ˘ω˘)
と、言うわけでですね
k.m.p.さんの書籍は情報ぎっしりで、読み応えもあってワクワクするので
知らなかったよーと言う方はぜひ一度お手にとってみてはいかがでしょうか。
特に旅行記は、現地の人の仕草からホテル事情、
スーパーやお土産屋さん、
ガイドブックでは描かれていないことがみっちり詰まっていますので是非!
自分のことと言うか、k.m.p.さんの紹介だった気が…?